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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

最新情報
NEWS

2017年12月10日

ブログ

「むさしや」のシュトーレン×別院御煤払い&除夜の鐘

三条中央商店街の「むさしや」で三条別院御煤払い&除夜の鐘宣伝バージョンのシュトーレンを作ってもらいました。
オリジナルな点を列記。
①税込500円で買いやすい(通常サイズは税込1080円)。本場フランスで修業した菓子職人が作ったものです!
②別院の御煤払い(12月17日)と除夜の鐘(12月31日)の日程が入っている。
③三条別院のロゴが入っている。

店頭に並んでいます。


宣伝に協力してくれました。


行事予定が書かれています!


12月17日(日)の煤払いまであと1週間です。能登の西山郷史先生の法話「真宗における正月―おすす払いについて―」もあります。ぜひお申し込みください。

2017年12月9日

ブログ

2017年三条別院お取り越し報恩講の立花報告

2017年三条別院お取り越し報恩講の立花の写真をアップします。
お取り越しの実に1週間以上前から準備がはじまり、11月2日に完成しました。昨日12月7日に反省会も行われました。
【報恩講立花スタッフ】
白鳥賢氏、風巻和人氏、長尾豊隆氏、巨谷学氏、井上正氏、福田学氏、井上知法氏、松浦武馬氏、細川敏佑貴氏

中尊前五具足の立花


本勝手、横から見ても良い


逆勝手、横から見ても良い


祖師前五具足の立花


御代前の立花


御絵伝の間の立花


北余間の立花

【魅惑の舞台裏はこちらです】

舞台裏(込み藁)


舞台裏(ヤナギの皮むき)


舞台裏〔中尊前の仏花(五具足)を立てる風巻住職と白鳥住職〕


舞台裏(中尊逆勝手の木)


舞台裏(御絵伝の間)


舞台裏【おまけ】(大きさが分かるように撮影・比較対象は西山駐在)

2017年12月8日

別院だより・三条教区通信

別院たより・教区通信12月号

『別院たより』お取り越し報恩講特集号と『教区通信』第124号を掲載します。
是非ご覧ください。

11月は三条別院お取り越し報恩講執行のため発信できず申し訳ありませんでした。
今回の内容は実質12月号となります。
次回の発信は1月号として、12月末に発信させていただきます。

こちらからダウンロードください。
tayori_tsushin2017-12

2017年12月3日

講演会・お知らせ

三条別院御煤払い奉仕団、除夜の鐘、修正会のご案内

12月17日(日)9時から12時まで、御本尊と親鸞聖人の真向きの御影の御煤を払い、その後、本堂などの清掃をする御煤払い(おすすはらい)奉仕団を行います。
本堂の内陣の清掃ができる希な機会です。また、真宗史研究者の西山郷史先生による法話(仏教・浄土真宗にとって「正月」の意味)もありますので、ぜひお参りください。
参加費は昼食代の500円で、12月14日(木)までにお申し込みください。


イラストは天才漫画家のたまごのマッシュタカノ(高野恭輔氏)です。

そして、流行に便乗して、ドイツやフランスで親しまれているシュトーレンを本場フランスで修業した菓子職人(三条中央商店街のむさしや)が、別院行事宣伝バージョン特別定価500円で店頭販売します。

除夜の鐘は12月31日(日)の23時45分に第1打。23時30分から受け付け開始で実際に鐘をついていただけます。今年は22時から旧御堂を開放していますので、寒くなくお待ちいただけます。ココアと甘酒を用意しています。今年も除夜の鐘整理券をもってそば処「今泉」に行くと、500円で年越しそばが食べられます!

2017年12月2日

ブログ

落語研究会新潟県央と「法話と落語」を行いました。

11月30日三条別院旧御堂にて、三条中央公民館主催の「お寺で体感 法話と落語」を開催しました。
落語研究会新潟県央の世久利亭応契さんと運転し亭越後屋さんのお二人と、三条別院列座の斎木と森尻でお話ししました。
社会人落語という分野があるそうで、他に学生落語とプロ落語があるのですが、他の仕事をしながら落語を研究することで、ある意味ではプロよりも幅をもった落語ができる(笑)ということです。某警備会社勤務の世久利亭応契さんが得意なものは「泥棒もの」、えちごトキめき鉄道に勤め日本一面白い車掌を自負する運転し亭越後屋さんは観光列車ならではの巧みな話術と下ネタなど、それぞれに武器があります。
今年の3月の春彼岸に、やっちく二人会の八木さんと竹原さんに来ていただいて、斬新な「法話と落語」というスタイルでお話ししていただきましたが、完全にその方法にのっとって、「導入の法話」⇒「落語」⇒「解説の法話」という流れで2席行いました!

第1部は「釜泥」
石川五右衛門の子孫が、釜茹でにされた五右衛門の供養のため、町中の釜を盗もうとたくらむ話。豆腐屋夫婦が釜を盗まれないように、釜の中で番をするが……
世久利亭応契さんが得意の「泥棒もの」でした。

【法話】(斎木)
この話で泥棒は「悪人」でしょうか?泥棒は、泥棒の正義があり、石川五右衛門の供養という大義があり、泥棒にとっては自分たちは「善人」です。豆腐屋は商売道具の豆を煮る釜を取られないように必死ですので当然「善人」です。しかし、浄土真宗の人間観では世の中にはには「悪人」しかいないと考えます。
「善人」とは「善人面した悪人」です。「悪人」と「善人面した悪人」とどちらがましでしょうか?人間は原理的に自分に課せられた責任を果たせないようになっていて、責任を果たせなくてごめんなさいと謝れる「悪人」が、自分は正しい!と言い張る「善人面した悪人」よりましではないでしょうか?「善人面した悪人」から「悪人」に帰ることを「善人なおもて往生す、いわんや悪人をや」(『歎異抄』)という親鸞聖人の言葉は示しているのではないでしょうか。

第2部は「風呂敷」
ある女が亭主が不在の時に他の男を家に連れ込んでいたが、亭主が帰ってきてしまい、男を押し入れに隠したものの、どう脱出したらいいものか……風呂敷を利用して脱出を試みます。
運転し亭越後屋さんが流行(?)の男女の関係のもつれをおかしく表現しました。

【法話】(森尻)
落語では明言されませんが、この女性は「浮気」をしていたと考えられます。浮気は仏教では「不邪淫戒」といい、男女が邪に交わることをいいます。普通、浮気は、するほうが悪いと言いますが、この亭主は酔っぱらっていて乱暴者として演じられていましたし、もしかしたら浮気をしてしまう理由があったのかもしれない。人間にとって、「逃げ場」が大切なことがあり、浮気が「逃げ場」である可能性があったのではないか。浮気という方法だけでなく、「安心して逃げ場を与えてくれる」のが、念仏の教えではないでしょうか?

ちなみに集合写真の駒札のとなりは中央公民館担当の澤崎さんで、斎木の小学校・中学校・高校の同級生です。

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