どんな日も、どんな時代も、そばにある。

三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

観て楽しむ、行って味わう三条別院。

三条別院を上から見るとこんな感じ。
実はお寺だけじゃなく、いろいろな施設が共存しながら活動しているんです。
まずは全体図から探索してみましょう。

駐車場案内

本堂

正門の先に見える荘厳な建物が本堂です。特徴的な「銅板葺屋根」は、降雪量の多い三条地域の気候に耐えるためのもの。現在のお堂の広さは十八間四面(約1,000㎡)あり、明治39年(1906年)に再建されました。
そんな本堂の中を覗いてみると…?

同朋会館

「同朋」(志を同じくする友)は、親鸞上人が手紙の中で門徒の方々を呼ぶ時に使われた言葉。事務所があり、僧侶たちの会議や研修などの会場にもなります。お尋ねごとのある際は、こちらで職員にお声がけください。

松葉幼稚園

新潟県で最初に創立された伝統ある幼稚園。境内全体が大きな園庭となる環境の中、子どもたちは命の大切さを学びながら健やかに育っています。2017年に新園舎を建設、2018年4月からは認定こども園になります。

正門

参道(本寺小路)を突き当たりまでまっすぐ進むと、「三条別院」と「松葉幼稚園」の札がかかった正門が見えてきます。レンガ造りの門をくぐって、そのまま中までお入りください。

参道

「県道331号三条下田線」を「本町二丁目交差点」で曲がると、境内へ続く参道に入ることができます。毎年11月に開かれる「報恩講」の際には、この参道に多くの露天が並び、人々で賑わいます。

お寺ってなんてアート!本堂大解剖

実はお寺ってとってもアートな建築である事、知ってましたか?
三条別院本堂のきらびやかな装飾には、随所に仏教の教えや意味が込められているんです。

本堂

欄間

欄間
Ranma

記録によると三条の「二之町の酒井仏具師」の彫刻とされ、精緻を極めた職人の技術は圧巻。燕三条の金属加工技術にも通ずるものかもしれません。欄間には7体の天人が彫られており、よく見ると全てが異なっています。花びらをまいたり、雅楽を演奏したり、その姿を見ていると、浄土についてのイメージを掻き立ててくれます。

阿弥陀如来

阿弥陀如来
Amida Nyorai

浄土真宗の御本尊は阿弥陀如来です。「すべての人々をもらさず助ける」ことを誓われた仏様です。そして、この阿弥陀如来に帰依する(信じてよりどころにする)ことを念仏に表した言葉が、皆さんもよく耳にする「南無阿弥陀仏」なのです。

親鸞

親鸞
Shinran

浄土真宗の宗祖は親鸞聖人です。別院で見ることができるお姿は、普通の寺院とは異なり「真向きの御影」と呼ばれています。親鸞聖人はほとんどが斜めを向いて描かれているため、正面を向いているものは珍しく必見です。

襖絵

襖絵
Fusuma E

三条市出身の絵師、狩野永雲(1850~1934)作。孔雀は蛇(煩悩の象徴)を食べる鳥として、仏教で親しまれてきました。この絵は明治期の本堂再建の際に作成されたものです。

つるとかめ

つるとかめ
Crane and Tortoise

法要でろうそくを飾る台として使われます。もともと一般の床の間で使われていましたが、いつからか浄土真宗でも用いられるようになりました。その理由としては、鶴や亀の長寿でも及ばない世界が仏の世界であることを表しているなど、様々な説があります。

青海波

青海波
Seigaiha

御本尊が安置される場所(内陣)は、仏様の世界を表すものとして、他よりも一段高く造られています。敷居金具は真鍮製で、様々な柄が用いられます。青海波は広い海を表す伝統的な模様。古代ペルシャから日本に伝わったとされています。

お坊さんと一緒に本堂へ行ってみよう! 本堂大解剖ツアー

三条別院本堂のきらびやかな装飾には、随所に仏教の教えや意味が込められているんです。実はお寺ってとってもアート。まるで美術館のように、普段はなかなか観ることのできない本堂の中を三条別院スタッフの解説付きで巡ります。

  • 〔開催日〕毎月28日
  • 〔時間〕12:00〜13:00

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大解剖ツアー前の午前10時から12時までは「法要・法話・座談」を行なっています。こちらを聞いた上で本堂を巡ると、スタッフの解説にも「なるほど!」と理解が深まりますよ。申し込み不要ですので、ツアーのついでに是非参加してみませんか?

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