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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

三条別院に想う
MEMORIES OF THE BETSUIN

2023年2月1日

三条別院に想う

別院書道教室に入会して
天兒 匡 氏(第20組誓林寺住職)

▲今回は、別院書道教室に、新潟市から毎月、通っていただいている、20組前副組長の天児氏より執筆いただきました。


 三条別院書道教室東友会に入会して3年が経ちました。還暦を迎え定年退職を契機に苦手ではあっても住職として避けることのできない毛筆を基礎から習いたいと思っていたところ、たまたま大学時代の寮の先輩にお会いする機会があり、この書道教室を紹介していただきました。教室の会場が三条別院であったこともこの書道教室に入会した大きな理由です。「真宗宗歌」ではじまり、「恩徳讃」で終わる教室に書道ができる有難さを感じることができました。別院の報恩講の案内板書きのお手伝いも別院での教室ならではのこととうれしく思えます。

 教室は月2回、18時30分から20時までの一時間半です。集中して取り組むこの時間はあっという間に過ぎてしまいます。最初に『永』という漢字を半紙いっぱいに書くところからはじまりました。横線は三十度に筆を入れる、縦線は四十五度、止め、はね、右払い、左払いなど書道の基本が『永』という一文字にすべて含まれているということを講師の木原光威先生から優しくわかりやすく丁寧に教えていただきました。現在は毎月出される課題に取り組んでいます。基本の楷書だけでなく行書、草書の3種類の書体を提出します。半紙に漢字5文字をバランスよく書くことが難しく、よく先生から朱墨で直していただきます。最初に教えていただいた基本は常に意識しているつもりですがそれをつい怠ったり、雑になってしまうところも丁寧に指摘していただけます。そして何より沢山褒めていただく先生のおかげで私のやる気も倍増です。新潟市内に帰る車での50分は毎回充実感でいっぱいになります。先生から朱墨で直していただいた書は私の財産になっています。

 まだまだ未熟な私ですが条幅に力強く堂々とした作品が書けるようになることを目標にこれからも書道教室に通い続けたいと思います。皆様も三条別院書道教室東友会に入会してみてはいかがでしょうか。

 天児 匡 氏(第20組誓林寺住職)


○次回の「三条別院に想う」は、

    中冨 正純 氏(第23組福照寺)

よりご執筆いただきます

▲次号は三条声明会としてお取り越し報恩講をはじめ三条別院の法要・儀式に長く携わり、また23組の新組長に就任された中富氏に、執筆をお願いしました。

2023年2月1日

三条別院に想う

三条教区女性研修会との出会い
古俣 福子 氏(第17組妙音寺門徒)

▲今回は新しく別院教化審議会委員に就任していただいた古俣福子氏に執筆していただきました。


 初めて三条別院を訪れたのは、2020年10月の長岡地区女性研修会でした。とても大きくて 荘厳な佇まいに圧倒されました。座談会も初めてで、何を話すか分からない私にスタッフの方がいろいろ聞いてくれて、話しが出やすいようにしてくれたのを覚えています。
 私が女性研修会のスタッフになるきっかけとなったのは、こんなエピソードからです。所属寺の妙音寺の坊守さんから、「一緒に京都へ行きましょう」と素敵な笑顔でお誘いいただき、それが推進員になる研修で京都は行くけれど観光は無いと後で知りがっかりしました。でも真宗の教えを学んでいくうちに、自分が数十年お寺で皆んなと唱えていた正信偈が、親鸞聖人がお作りになった偈だった事を知り、とても驚いたと同時に、もっと知りたいと思うようになりました。そこへ絶妙なタイミングで、同じ組の光照寺の坊守さんから「女性研修会っていうのがあって、そこで学習会をしているから、スタッフになればもっと学べるよ!」とお誘いくださいました。
 こうして私は女性研修会のスタッフとなったのです。初めてづくしの学びの場は、とても楽しく、会の雰囲気も良く、和気あいあいとしながらも皆さんの志の高さを知り、何気ない生活の中でも教えを感じ取っている姿に衝撃を受け、私自身もその様になりたいと思いました。
 あの時うちの坊守さんがお声を掛けてくれなかったら、光照寺の坊守さんが誘ってくれなかったら、女性研修会のスタッフと出会えてなかったら、ただただ生活に追われ、自分を見つめ直すこともなく生きていたと思います。
 この不思議なご縁の中心に別院さんがあったのだと思います。女性研修会のスタッフとして活動していくうちに、多くのお寺の坊守さん達と出会えました。そして多くの学びに導いてもらいました。本当にありがたい事だと思います。集う場がないと何も始まらないのだと思います。
今後も別院さんに通わせていただき、良き人となれる様に、繋いでいただいたご縁を大切にしていきたいと思います。


 古俣 福子氏

(第17組妙音寺門徒)


○次回の「三条別院に想う」は、

    天児 匡 氏(第20組誓林寺)より

ご執筆いただきます。

次回は別院書道教室に通っていただいている天児氏より執筆いただきます。

2023年2月1日

三条別院に想う

酒場カンテツから三条別院に想う
関本 秀次郎 氏(酒場カンテツマスター)

▲今回は9月の彼岸会で精進カレーをお願いした、酒場カンテツのマスターに執筆していただきました。関本氏はYOUTUBEチャンネル「燕三条TV」等、多方面で活躍されていて、三条別院への想いをお聞きしました。


生まれも育ちも本寺小路だったもので

歩いて通えるから松葉幼稚園に

通っていましたし

遊び場はとなると、大抵、

別院だった記憶があります。

かくれんぼ、たか鬼、缶蹴りと、

昭和な遊びをしたものです。

少し大きくなると、御坊様の夜店でデートしたり、ツッパリな人にカツアゲされそうになった思い出も、あったりする。

そんな自分が、最近、三条別院さんへ仕出しをする機会が増えてきている。

精進弁当を作った事がキッカケで

古典な精進からスパイスカレーなど様々な精進料理をお届けしてきました。

【秋彼岸の精進カレーをおかわりする参詣者】

板前修業時代も、ガチガチの精進料理は

作っていなかったので

一から勉強しながらの、

楽しい仕事になっています。

子供の頃から勉強が嫌いで、歴史なんて、

勿の論、教科書も開かなかったが

オッサンになるにつれて

「昔は今より新しい」と、気づき、

事あるごとに、昔を調べるようになり

親鸞聖人も、ちょっとネットで調べてみると

なかなか波乱万丈でアナーキーな人生だなーなんて思った時もあったり。

昔の料理を調べると

「煎り酒」なる、昔ながらの調味料だったり

「すり流し豆腐」の様に、

当時人気の有った料理や

「麩の焼き」なるデザートなど、、、、

調べれば調べるほどワクワクする料理がでてきて

自分で作り、食べ、

当時を思い描いて楽しんでいます。

個人的な考えですが

料理も文化も政治や争いごとなど

歴史を振り返ると、案外答えが出やすいのでは?と思う今日この頃です。

「昔は今より新しい」を胸に

この街のこと、料理のこと、

自身の商売のことなどを

昔を紐解き、楽しく生きていきたいものです。

 関本 秀次郎 氏
(酒場カンテツ店主)


次回の「三条別院に想う」は、

    小俣 福子 氏(第17組 妙音寺門徒)

よりご執筆いただきます

▲次号は新しく別院教化審議会委員に就任していただいた小俣氏に依頼しました。

2022年10月5日

三条別院に想う

慶讃法要三条教区お待ち受け大会に際して
山﨑 超 氏(第11組 淨福寺)

▲今回は5月の慶讃法要お待ち受け大会で司会をされた山﨑超さんにお話をお聞きします。


2022年5月29日、三条別院にて三条教区宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要お待ち受け大会が勤修されました。

初めは先輩から、お待ち受け大会の司会のお役目を指名してもらえた時には、お待ち受け大会がどんな雰囲気で開催されてるのかをよく知らなかったので特に何も考えもせず引き受けました。

そしてお待ち受け大会本番に近づくにつれ打ち合わせ会議などで出席される方々はこれまで三条別院に深く携わってきたベテランの方々ばかりで、これは絶対に失敗出来ない、と楽観的だった気持ちが一気に不安に変わりました。

お待ち受け大会前夜は新門様の歓迎会が開催されました。当日の予行練習も兼ねて歓迎会の司会もさせていただきました。職員さんに原稿を用意してもらい万全の準備をしてもらいましたが、結果は散々でした。原稿の言葉は間違えるし、言葉もスムーズに話せない。「ほんとにこの男が総合司会で大丈夫か??」と会場中に心配の雰囲気が漂い黄信号がともりました。歓迎会終了後はホテルに戻り、このままだと明日のお待ち受け大会を自分のせいで大変な事にしてしまうと危惧してホテルの部屋で総合司会の当日原稿を何度も読み返し練習しました。

そして、お待ち受け大会当日を迎えます。天気は快晴。気温も高かったです。

最初はお待ち受け大会記念植樹式が開催されました。とても暑い中でしたが植樹式担当の方々を中心に無事に植樹式を終えることができました。

そして本堂に戻りいよいよお待ち受け大会本番が始まります。

各地方から300人以上の人が集まり、本堂内は聞法を求めている方々の熱気に包まれて私はこれまでに感じたことがない緊張とプレッシャーを感じました。

自分自身も想いに応えなくてはならないと自分を奮い立たせて、そこから何とか当日の司会を無事に失敗なく終えました。

改めて総合司会を経験して感じることは、三条別院の法要はたくさんの方々の思いの結晶であり、一つのお待ち受け大会の中で沢山の方々がお待ち受け大会を成功させたいと結束していることに自分は感激しました。本当にいい経験でした。

余談ですが、自分はお待ち受け大会の翌日に東本願寺に用事があり本山の境内を歩いていると、たまたま新門様と本山でお会いする機会がありました。

「昨日の三条別院のお待ち受け大会は本当に素晴らしかったです」とお褒めの言葉をかけて頂きました。

【大谷裕新門と庭講によるハナミズキ記念植樹式で司会する山﨑氏(中央】

山﨑 超 氏(第11組 淨福寺)

○次回の「三条別院に想う」は、

    関本 秀次郎 氏

よりご執筆いただきます


▲次回は9月の彼岸会で精進カレーをお願いした、酒場カンテツのマスターです。YOUTUBEチャンネル「燕三条TV」等、多方面で活躍されています。三条に対する想いと、三条別院への想いを、執筆していただきます。

2022年9月18日

三条別院に想う

三条別院有志の会庭講の「好」を考える
風間 正喜 氏(第19組満願寺門徒 庭講代表)

▲三条別院の庭講の代表を務められていた大泉三郎氏が6月30日にお亡くなりになりました。今回は後任として代表を引き受けていただいた風間正喜氏より執筆いただきました。


【三条別院有志の会庭講の「好」を考える】

三条教区19組の役員で同朋会館に行っていたころ、三条別院列座斎木さんより三条別院をきれいにしたいので、掃除の手伝いをしていただけませんか、との話でしたので、「草取りでもすればいいのか?手伝えるな」と、引き受けました。実際はただの草取りではなく、参道の側溝のふたをはがし、溜まった土、かれた葉っぱなど取り除き作業。ただの草取りとは違い、めぇいっぱぇい汗をかかされました。午後から13日の法話、気持ち良く聞くことが出来た記憶があります。今振り返ると、別院の阿弥陀様がさせたのかな、と思います。この後受けた法話は睡魔をこらえて聞くことが多く、内容は跳んでいます。これがまた、我に返った時の「悪い・しまったー」の入り混じった気持ちよさ。たまりません。阿弥陀様にも勘弁してもらえると思います。書院から見る庭を、「浄土庭園」にしたいと思っておりますので、三条別院の阿弥陀様が「まだだ、まだだ」と、呼びつけているように思えるうちは、続けたいと思います。令和4年6月30日、三条別院有志の会庭講代表の大泉三郎氏環浄の知らせを受け、突然の事、戸惑い、受け入れがたい気持ち。手を合わせ浄土庭園へお念仏申します。小生が後を引き継ぎます。

庭講員参加者募集中。研修旅行も再開予定。写真は2018年の旅行の様子

【仏壇の前に座り阿弥陀様に合掌して初心忘れず】

お内仏の前に座り左右の手を合わせ、初心忘れず回想してみました。赤本を開き、三帰依文、正信偈、念仏和讃、回向、声を出して読み上げて、仏壇の阿弥陀如来と向き合い今日も良かったかなと、ちょっとだけ一人反省会。ですが、どうしてもわからないことがありすぎるんですね。何せ800年前の書き物と格闘して声を出して読み上げても、世の中の元号は令和4年ですから。とはいえ、『真宗の生活』(教化冊子2022年版)「篤く三宝を敬え」によれば、聖徳太子(昨年が1400回忌)『十七条憲法』第二条は「其れ三宝に帰(よ)りまつらずは、何をもってか枉(まが)れるを直さん」と結ばれます。三宝に帰依しなければ、現代生活の中のさまざまな枉ったことが直されないというのです。三帰依文の仏・法・僧の事が書かれています。凡夫にもわかります。うんうんうん。

正信偈はたくさん解釈資料が出ています。同朋新聞2019年11月号より2022年7月号まで33回連載がありました。(井上尚実大谷大学教授著)新聞を見ていて何故か嘆佛偈をやらされました。宗祖親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要に併せて『親鸞聖人の直筆にふれる正信念佛偈』を私は購入しました。すごくいい本です。語註(1から88まで)も解りやすく現代語訳です。次に回向。

願以此功徳 平等施一切

同發菩提心 往生安樂国

「願以此功徳」(和訳歌詞)

願わくは一切世界の人々と この出会いの喜びをみな平等に分かち合い ともに仏になる心発して 阿弥陀みほとけの安楽国に生れ 生きてはたらく身とならん

音楽法要の楽譜の和訳歌詞が出来て分かりやすくなりましたね。

問題は800年前に作られた念仏和讃。どなたかわかるようにしていただけないでしょうか、お願いします。

風間 正喜 氏(第19組 満願寺門徒、庭講代表)


○次回の「三条別院に想う」は、

山﨑 超 氏(第11組 淨福寺)

よりご執筆いただきます

▲次回は5月の慶讃法要お待ち受け大会で司会をされた山﨑さんにお話をお聞きします。

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