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2018年9月1日
朝の人生講座・夏の御文拝読報告
三条別院では、毎年お盆明けに、本願寺第8代蓮如上人が最晩年に記した『夏の御文』拝読があり、それにあわせて朝の人生講座を開催しています。今年は台風の影響もあり、フェーン現象や温帯低気圧など例年より蒸し暑い中でしたが、8月23日(木)から26日(土)まで勤められました。今年のテーマは「老い」。
24日は細川敏祐貴氏(新潟市西区 護念寺)「老いる子供」(20代僧侶)
湯沢の温泉旅館に生まれ大学でお寺の娘と恋愛結婚して今に至るという経緯や、自身のお父さんが悪性肺気腫という闘病生活の中で自然と仏教を学んでいったこと、お参りしないと気がすまない門徒さんの大学生の話などを交えながら、「老いることが苦しいでのではなくて、昔の自分と今の自分をくらべてしまうことに悩み苦しみが生まれてくる。煩悩は消えることなく、ひとつ消えたと思うとまた新しい煩悩が生まれてくる。そんなとき、どうしたらいいのか、親鸞聖人が教えてくれている」と語られました。
25日は廣瀬清和氏(新発田市 淨念寺)「おもいどおりにならないこと」(30代僧侶)
自分はまだ30代で緊張して、普通は緊張すると聴衆を「じゃがいも」とみるが、今日は参詣者がかなり年上で自分をみまもってくれる「仏さま」に見えるといい、「昔は平井堅とか室伏広治に似ていると言われたが、今ではイタリア人に似ていると言われる」と、自身の変化と老いについても話されました。真宗では自分は罪業は深いものであると自覚し親鸞聖人が最後までまわりの人々を「御同朋」として見ていたこととを話し、「法話のあとの座談会だと本音が語ることが出来ないから、自分はお酒の席が一番好きで、皆さんも飲みすぎにはお気をつけください」とまとめられました。
26日は鷲尾祐子氏(長岡市善行寺)「「老い」にあこがれていたけれど」(40代僧侶)
自身は3人の子どもがいて、自分はささやかな夢で「自分は将来おばあちゃんになりたい」と言っていて、子どもが小さいうちはその夢について子どもたちも嬉しがっていたが、中学生ぐらいになって「お母さんは間違っている。お母さんの夢は子どもに依存している」と指摘され「自分は気軽に言っているが、この子が結婚しない場合があるし、結婚しても子どもに恵まれないこともあるし、同性を愛してしまうこともあるかもしれないし、そういうものを押し付けていた」と気づいたそうです。その他、「老い」をめぐるさまざまなお話がありました。
27日は矢島一樹氏(上越市 福正寺)「五濁悪世の中であえて生きるということ」(50代僧侶)
カンボジアで井戸を掘らないかという話で寄付し、実際に現地を訪れてカンボジアの素晴らしい絹を見た時、「糸を永続的に使うにはどうしたらいいか知っているか?」と聞かれ「何か加工をするのか?」と答えたら「糸を織るんだ。糸は織られないと一人前になれない」と聞いたそうです。中島みゆきの「糸」に言及し「男と女は縦の糸と横の糸であるし、縦の糸は仏教でもあり(スートラ)、必ず人は死ぬけれどそれでもなぜ生きるのかということを考えさせてくれる」と語られました。
本町の中央商店街のコロネットからも、新しい「抹茶クリーム」も登場し、スイカを持参してくれる御門徒などもいて、楽しい4日間になりました。
2018年8月31日
スリランカから空手家が別院にやってきた!
8月23日にNPO法人儀間派光武会主催で、スリランカの空手家の人々が空手の練習で小千谷の真宗大谷派淨照寺で合宿をしているということで、三条別院にも立ち寄っていただきました。
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集合写真。
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諸殿拝観。来る東京五輪に向けて説明できるのか?
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松葉幼稚園の園児との交流もありました。
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スリランカの伝統的な踊りを園児の前で披露。
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たこ焼きを食べるスリランカの人々。箸は苦手だそうです。
「仏教は頭でわかるものでなく体解するものであり、空手も同様に体解するものである」と浄照寺住職である光武会の小林会長からお聞きしました。また、異文化に触れることで自分の常識が崩れる感じがありました。常識が崩れることは世界が広がることです。スリランカの人々はたこ焼きをたべて、「Very hot! Like fire!」と言っていたのを、あまり英語ができない私(斎木)も聞き取れました。面白い表現です。
2018年8月29日
新鮮夏野菜を食べる会2018年夏
御門徒の米山さんの家庭農園である「米山農園」でとれた野菜を、斎木シェフ・廣河シェフ・米山調理人が、新鮮野菜を新鮮なままに食べつくす「新鮮野菜を食べる会」を8月9日のダイソン・レイコップ奉仕団の後におこないました!斎木シェフは「夏野菜のキーマカレー」、廣河シェフは「夏野菜の揚げびたし」、米山調理人は「ブロッコリー等のサラダ」、その他飛び込み調理人が「ポテトサラダ玄人風」をつくりました!
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米山農園のトマトは、まさに自然が育てた「野生の風味」をかもしだす。
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斎木シェフ(左)は所沢で学生をしていた時にに学んだ適当に鍋にぶちこむ料理が得意。米山調理人(右)は野菜の味そのものを生かした生野菜サラダをつくる。
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「夏野菜のキーマカレー」。
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飲食店で勤務経験のある飛び込みシェフの「ポテトサラダ玄人風」。
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廣河シェフは食べることに夢中。エプロンは小学校の時に家庭科の事業で作ったというこだわりのもの。
人間は雑食動物なので、野菜を食べるように生きているということを、新鮮野菜の野生の風味によって、改めて目覚めさせてもらいました!
2018年8月29日
ダイソン・レイコップ奉仕団~2018夏~報告
8月9日に、恒例のダイソン・レイコップ奉仕団(年2回開催)を行いました。
三条別院の約70組(なぜこんな量が!)の布団・掛け布団を、子どもたちが宿泊するために(夏は福島県からの保養です)清掃するのです。今回は、災害支援実行委員の藤田氏をはじめ、三条教区の青少年部門の奉仕団員が集まってくれました!
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自らのレイコップを持参して手つだってくれる廣瀬氏は、頼りになるいい男です。前回はみんなが頼りすぎて、午前中は一人きりで清掃をするはめに。
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教区災害支援実行委員の藤田氏(手前)は、第1回の布団干し奉仕団から参加してくれている。
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女性奉仕団員2名も活躍。
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アレルギー性鼻炎の斎木列座。
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ダイソン・レイコップ奉仕団担当の藤井列座。
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今回の昼食はなんとピザハット!夏の若者(?)の腹は、ピザでしか満たせない!
午後からも数人集まってくれて、無事にすべての布団清掃を完了しました。ありがとうございました!
2018年8月18日
朝の人生講座2018進捗状況!
2018年三条別院朝の人生講座の準備がだんだんと進んできました。
今年の講題は生老病死の「老」。講師が決まり、チラシができました。
BAKERY & SWEETS CORONET(コロネット)のとのコラボパンは今年もあります。
①御坊サラダパン(別院の愛称の「御坊さま」とゴボウをかけた)②大納言スネイク(親鸞は小豆が好きだった)に続き、③抹茶クリーム(別院列座の衣体の色の緑をイメージ)が配られます。
1日目の細川敏祐貴氏(新潟市西区 護念寺)の講題と写真をいただきました。20代僧侶代表でお話しいただきますが、ぎりぎり29歳ということでした。講題は「老いる子供」。
ちなみに細川氏は三御坊市の執行部としても活躍されていますし、特技の写真では数々のコンクールに入賞されています。
こちらは御坊市での写真で、顔は細川氏で胴体も細川氏です。面白いですね!
2日目以降の講師の情報も、随時更新してきます!お楽しみに!