講演会・お知らせ
EVENTS
2024年5月4日
三条別院公開講座『となりの親鸞』ご案内
講師:中島岳志氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
中島岳志先生にはこれまで2年にわたり、「利他」の現代的な意味と、政治テロなど混迷する現代政治とそれを引き起こしている「空気」について講義いただきました。
まわりに目を向けるととても「平和」とは言えない世の中が広がっています。
それでは、この世の中において、我々宗教者は、一体何ができるのか。
三条別院をはじめ、寺院には何が求められているのか。
3回目になる今回は、ストレートに「現代における宗教の役割」について、中島岳志先生と共に考えましょう!
【講師】中島岳志氏(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
【講題】「となりの親鸞」
【日時】2024年5月18日(土)14:00~16:30
【会場】三条別院本堂(三条市本町2丁目1-57) 駐車場あり60台
聴講無料、事前申込不要。YouTubeでライブ配信も行います。
【講師プロフィール】
1975(昭和50)年生まれ。大阪府出身。インドを中心としたアジア政治と思想、近現代日本の思想について数々の著作を発表している。専門は政治学だが、研究領域は多岐にわたる。
『テロルの原点-安田善次郎暗殺事件-』(『朝日平吾の鬱屈』改題)『血盟団事件』等の著作に代表されるように、戦前の政治テロも研究対象であり、『親鸞と日本主義』のように仏教、浄土真宗にも造詣が深い。
東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院/環境社会理工学院・社会人間科学コース教授。現代日本政治や日本思想史、インド政治などを研究。
主要な著作は、『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』『インドの時代』『「リベラル保守」宣言』『思いがけず利他』ほか多数。
【日程】
14:00 開会式
14:10 講義(120分)適宜休憩
16:10 講義終了、質疑(20分)
16:30 閉会式、終了
YouTubeでライブ配信します。ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
三条別院YouTubeチャンネル → https://www.youtube.com/channel/UCumyvXiV0EVeUGkxumQGUIw
昨年の公開講座:2023年6月12日「日本政治はどこへ向かっているのか」(中島岳志氏)
一昨年の公開講座:2022年6月25日「利他と他力」(中島岳志氏)
【問い合わせ】真宗大谷派三条別院
TEL 0256-33-0007、E-MEIL sanjo-betsuin@wing.ocn.ne.jp
2024年3月7日
2024年三条別院春彼岸会のご案内

春彼岸会を下記の通り厳修いたします。有縁の方々をお誘いあわせの上是非ご参詣下さい。
◇期 日 3月17日(日)~19日(火)
◇日程および法話講師
17日(日)午後1時30分より逮夜法要
兼 全戦争犠牲者追弔法会
法話 今泉 温資 氏(往生人舎主宰)
「戦争犠牲者は永眠してはいない
―武器を捨て能登半島地震の被害者の方々に救いの手を!!―」

18日(月)午前10時より永代経総経
法話 今泉 温資 氏
「水滴石を穿つ―先達の願いに生きん―」
お斎(正午)
午後1時30分より逮夜法要
法話 ひき続き 今泉 温資 氏
19日(火)午前10時より日中法要
法話 平出 文勇 氏(第6組願生寺住職)
「お下がりの信心―本の出版を通じて―」

▲本年より全戦争犠牲者追弔法会が三条別院の事業となりました。17日の逮夜法要と兼修いたします。内陣出仕・外陣出仕にてご参勤いただける方は、法要時刻の30分前(13時)までに本堂裏にお集まりください(装束 直綴・五条袈裟・白服・中啓・半装束念珠)。座次は着帖順です。
▲18日正午に、お斎を冥加金2000円にて、ご用意いたします。ご希望の方は3月11日(月)までにご連絡下さい。お斎は三条スパイス研究所と協力して開発した春の息吹を感じる精進カレー「釈迦礼弁当」です!
▲春彼岸に先立ち、3月11日(月)午後2時46分(東日本大震災発生時刻)に勿忘(わすれな)の鐘を撞きます。
▲18日・19日は三条別院建立のきっかけとなった願生寺事件を中心にお話しいただきます。『新・願生寺正鑑 ―先達の願いに生きん―』も当日販売いたします。


2024年1月27日
子ども奉仕団 -みんなであそぼう はなまつり- のご案内
三条別院では毎年、お釈迦さまのお誕生日(4月8日)と、親鸞聖人のお誕生日(4月1日)に合わせて、子どもたちにお寺での生活や仏教の教えに触れてもらおうと、こども奉仕団を開催しております。日程を通して、いのちの大切さや本当の自分自身の姿について考える時間を持ち、何よりも楽しく過ごしたいと考えております。
家の宗教(宗派)や参加歴の多少など関係ありませんので、誰でも気軽にご参加下さい。
なお、参加には申し込みが必要で、先着順となっておりますので、この記事をきっかけに参加を考えたいという方は、お早目に三条別院までご連絡下さい。
<日時・日程>
下記案内チラシ参照
<会場>
真宗大谷派三条別院(三条市本町2-1-57)
℡ 0256-33-0007
<対象>
小学校1年生~6年生まで(新2年生~新中学1年生)
<定員>
40名(先着順で締め切らせていただきます)
<参加費>
5,000円
⇓⇓⇓案内チラシはこちら⇓⇓⇓ PDFファイルです。適宜DLしてください。

2024年1月19日
令和6年 能登半島地震災害
救援金箱設置について
1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被害に遭われました被災者の方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げます。
真宗大谷派三条別院ではこのたびの「令和6年能登半島地震」に対する救援金を勧募いたします。本堂・同朋会館入口に救援金箱を設置させていただきました。皆様からのご支援をお願い申し上げます。
宗派の動きについては、真宗大谷派(東本願寺)の公式サイトより記事がございます(随時更新)。こちらをご覧ください⇒https://www.higashihonganji.or.jp/news/relief/00015750/

2023年12月30日
2023-2024三条別院除夜の鐘・修正会
年末がやってきました。鐘をつき、お参りし、法話を聞いて三条別院で新年を迎えませんか。三条別院では今年も除夜の鐘を行います。暖かい甘酒・ココア・振る舞い酒・大根煮を用意してお待ちしておりますので、ぜひみなさんお誘い合わせの上お参りください。除夜の鐘の整理券を「今泉」に持参すると、550円で年越しそば(たぬきそば)が食べられるサービスがあります。鐘をついて修正会にお参りしても間に合うように、深夜1時頃ラストオーダーにしていただいているので、ぜひ本堂・旧御堂にお参りください。

2023年12月31日(日)23時30分受付開始(22時から旧御堂を開放して仮整理券を配ります)
23時45分、輪番による第1打。引き続き参詣者の除夜の鐘。
深夜0時(2024年1月1日)より修正会。0時30分頃旧御堂で勤行、輪番による年頭の挨拶。
【法語解説】
正覚大音 響流十方(『仏説無量寿経』)
浄土真宗で大切にするお経である『仏説無量寿経』に「正覚大音 響流十方(仏さまの覚りの教えは十方に響き流れる)」と「嘆仏偈」という詩句形式でうたわれます。
「力まかせに他をねじ伏せようとする太い声や強い立場の大きい声や世の大勢に同調する声ではなく、その声にかき消されそうになる小さな声や、大きな力の前に身を縮めて耐えている声に耳をすましその声に応えて届くのが、十方に響いて流れるということです」
と、四衢亮氏(岐阜高山教区不遠寺住職)は述べられています。
除夜の鐘が街に響きます。
仏さまの声は聞こえるでしょうか。