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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

最新情報
NEWS

2017年9月10日

ブログ

お取り越し報恩講お待ち受け音楽法要の合唱練習(ボイストレーニング)

9月7日にお取り越し報恩講お待ち受け音楽法要に向けた、合唱練習の第1回目が行われました。
2014年から指導していただいている永澤健先生(声楽家・合唱指導者)にボイストレーニングを受けました。
はじめに「楽な声」の出し方の指導。その後、「コーラスの声」の出し方の指導。
永澤先生は「力が入ってしまうのが合唱にとって一番問題になってしまう。私たちがしていることは、お腹を「張る」(横隔膜を下げる)ことと、喉を「あける」という単純なことを、どれだけできているかを追求しているだけなんです」と語られました。
いい声を出そうと力むとかえって縮こまった声になってしまうという問題は、「自力」の闇の深さを考えた親鸞聖人にも通じる気がします。

声楽家の永澤健先生(中央)と指揮者の白鳥道子氏(右)と伴奏の浜田道子氏(左)


胸を開いた発声を指導する永澤先生


胸を開いた発声をする合唱団員


ボイトレも佳境。力が抜けると表情もいきいきしてくる。


また、9月8日には音楽法要助音方の習礼の第2回が行われました。

声明集についての解説する永寶氏


全員集まっての習礼は難しいが、少しづずつ集まって研鑽に励む女性僧侶


当日11月5日は合唱団と女性僧侶による助音による声で本堂を荘厳します。お取り越しもだんだん近づいてきました。

2017年9月8日

講演会・お知らせ

三条別院秋彼岸会・朝の人生講座のご案内


9月19日から21日まで、三条別院秋彼岸会・朝の人生講座を勤修いたします。
9月の朝の人生講座のテーマは「煩悩」。講師が歩んできた人生の中で、仏教が明らかにしてきた煩悩がどう聞こえてきたのか等、お話しいただきます。三人の講師に、それぞれ「貪」、「瞋」、「痴」についてお話しいただきます。
◆日 時 9月19日(火)~21日(木)
午前6時      晨朝 人生講座
午前10時より    日中法要(二十日永代経総経)
午後1時30分より 逮夜法要
◆場 所 三条別院本堂
◆講師
19日 
人生講座 菊井 英信 氏(見附市 稱名寺)
逮夜法要 田部 賢司 氏(長岡市 淨運寺)
20日 
人生講座 渡邉 智龍 氏(新潟市南区 恩長寺)
日中法要・逮夜法要 豊島 信 氏
(上越市 西光寺)
21日 
人生講座 池田  陽 氏(新潟市西蒲区 長周寺)
日中法要 大滝 充弘 氏(新潟市西区 行念寺)
▲9月20日におとき(聖人とゐなかのひとびと)をご用意いたしますので、ご希望の方は9月15日(金)までにご連絡ください。
▲人生講座終了後、パンと牛乳をお配りします。今回も本町の「ベーカリー&スイーツ コロネット」で朝の人生講座コラボパン先着50名)を作成していただきます。
▲秋彼岸会期間中9時から16時まで、書院にて軸物を中心とした三条別院の宝物の虫干しを行います。

2017年9月4日

三条別院に想う

本寺小路の小山屋さんから「三条別院に想う」の執筆をしてもらいました!

本寺小路にある「日本料理 小山屋」という料理屋の倅です。三条別院には仕出し弁当のご注文をいただいたり、会合などで店のお座敷をご利用いただいたりと、平素よりお世話になっております。
私個人としても四十数年前に松葉幼稚園の園児として「ののさま」の教えを享受した身であります。家から近いこともあり境内が小さい頃の遊び場でした。雨上がりの砂場に行きますと、大きな水溜りになっていて、友達と川やダムを作り全身泥だらけになって薄暗くなるまで夢中で遊んだ記憶があります。
平成二十年、三条別院には特にお世話になった出来事がありました。当時私は三条商工会議所青年部に所属して、サービス創造委員会委員長でした。目指していた事は、三条のサービス業の密集地である本寺小路を活性化することでした。そのビジョンは「歴史、文化の風情が香る大人の街」を創造することでした。
本寺小路の魅力は、三条別院を中心に宿場町として繁栄した街並みです。旅籠屋、茶屋、貸し座敷などが軒を並べ、繁華街へ発展しました。のちに飲食店、スナック、クラブ、バーなどになり、情緒や風情を残し社交、遊興の場として親しまれています。しかし残念ながらかつてほどの賑わいはないのが現状です。
江戸時代から人々が娯楽を求めた場です。街には今ではなくなってしまた様々な娯楽がありました。映画館、パチンコ屋、色の付いた遊興施設、三条座という劇場もあったそうです。娯楽で再び活気を取り戻したい。寺町で花街である本寺小路に落語という娯楽を根付かせたい、と私は考えました。そこで当時の藤坂初裕輪番に、「本堂をお借りして落語会を開催したい」と相談しました。輪番より「街のためになるのでしたら何でもしてください」とありがたいお言葉をいただきました。「あかり寄席」という落語会を盛大に開催することができました。この落語会を皮切りにその後、私の店の座敷で小さな落語会を年に三回開催しております。これもきっかけのチャンスを与えていただいた三条別院への恩返しと思い、今後も落語会を続ける所存です。

小山 武則氏(日本料理 小山屋)

▲本寺小路にある日本料理「小山屋」には、親鸞聖人七百五十回御遠忌法要の際に、御遠忌弁当プロジェクトに関わっていただきました。また、本寺小路三和会でも中心的な役割を勤められています。
▲日本料理 小山屋 新潟県三条市本町2丁目6−24 TEL 0256-33-0731

2017年9月1日

別院だより・三条教区通信

別院たより・教区通信9月号

こちらからご覧ください。

2017年8月30日

ブログ

女性僧侶による助音の習礼がはじまっています

11月5日から8日まで厳修される三条別院お取り越し報恩講では、毎年5日に女性僧侶が助音(じょいん)を勤める、お取り越しお待ち受け音楽法要が勤められています。県内各地からの合唱団と女性僧侶の声で荘厳(しょうごん)される、お取り越しのはじめをかざる、華やかな法要ですので、ぜひお参りください。

 

今年の習礼(講師:永寶晴香氏、柏崎市浄敬寺)は既にはじまっておりますが、9月以降も5回の習礼(9月8日、9月28日、10月12日、10月24日、10月31日、いずれも13時から)を設けております。

本日8月30日に、2回目の習礼が行われましたので、その様子を写真にてお伝えします。

講師の永寶晴香氏。

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