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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

最新情報
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2021年4月26日

ブログ

本のご紹介(東本願寺)

 

著者 東舘紹見 監修  真宗大谷派教学研究所 編

発行 東本願寺出版

発刊 2021/4/10

頁数  96頁

価格 385円(税込)

宗祖親鸞聖人が父母と慕い、和国の教主と仰いだ聖徳太子とは、いったいどのような人物なのか。聖徳太子1400回忌を迎えるいま、日本史上もっとも有名な偉人である一方その存在さえも議論の的とされてきた太子について、現代に伝わるさまざまな事績をたどり、その上で親鸞聖人が出遇った太子、そして浄土真宗のなかで伝えられてきた太子像をたずねる一冊。

親鸞聖人は聖徳太子が建立されたといわれる六角堂で夢告を受けて浄土の教えに出遇いましたが、それ以前に法隆寺や四天王寺にも向かわれていたといった内容が記載されております。浄土真宗と聖徳太子の関係性が分かりやすく説かれた一冊です。

購入をご希望の方は三条教務所までご連絡ください。(℡:0256-33-2805)

2021年4月26日

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本のご紹介(東本願寺)

 

著者 楠 信生

発行 東本願寺出版

発刊 2021/4/10

頁数  76頁

価格 275円(税込)

さまざまな価値観が横行する現代にあって、誰もが人と生まれたことの意味をたずね、お互いのいのちの尊さに頷いて生きる歩みは、どのようにして成り立つのか。2023年に「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を迎えるにあたり、慶讃テーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」に込められた願いを丁寧に紐解き、尋ねる一冊。

親鸞聖人誕生850年・立教開宗800年慶讃法要のテーマにはどのような意義や思いが込められているかが記載されております。2022年5月29日には教区で慶讃お待ち受け大会が開催されます。これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

購入をご希望の方は三条教務所までご連絡ください。(℡:0256-33-2805)

2021年4月26日

ブログ

本のご紹介(東本願寺)

 

著者 織田顕祐 監修  花園一実 原案 木村二三夫・冨原隆明 作画

発行 東本願寺出版

発刊 2021/4/10

頁数   120頁

価格 880円(税込)

お経の中には、実は、私たちの生活にとても身近な話がたくさん。本書では、そんなお経のたとえ話(25話)を、小学3年生の吉野果奈(よしのかな)ちゃんと、近所のお寺の住職・平江相海(ひらえそうかい)さんのやりとりを通して“マンガ”で紹介! あわただしい往き道では見落としていたことも、帰り道には気づくこともある…。そんな大切な気づきを与えてくれるマンガ。

購入をご希望の方は三条教務所までご連絡ください。(℡:0256-33-2805)

2021年4月21日

講演会・お知らせ

三条公開講座 正定聚に住するということ―曽我量深先生の「分水嶺の本願」に学ぶ―(長谷正當氏)

本年は越後の念仏者曽我量深の没後50年にあたります。祥月命日である6月20日に長谷正當氏(京都大学名誉教授)をお招きし公開講座を開催します。

講 題 正定聚に住するということ―曽我量深先生の「分水嶺の本願」に学ぶ―

写真は三条別院書院で講義する曽我師

日 時 2021年6月20日(日)14:00~16:10

会 場 三条別院本堂

参加費 聴講無料

講師 長谷正當氏
1937(昭和12)年富山県に生まれる。65年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学専攻)。文学博士(京大、88年)。76年京都大学文学部助教授、90年京都大学大学院大学研究科教授、2000年同退官。大谷大学教授(同年)、同特任教授(03年)を経て08年同退職。現在、京都大学名誉教授。
主要な著作は、『象徴と想像力』(創文社、1987年)、『欲望の哲学―浄土教世界の思索―』(法蔵館、2003年)、『心に映る無限―空のイマージュ化―』(同、05年)、『浄土とは何か―親鸞の思想と土における超越―』(同、10年)、『本願とは何か―親鸞の捉えた仏教―』(同、15年)、『親鸞の往生と回向の思想―道としての往生と表現としての回向―』(同、18年)ほか多数。

日 程
14:00開会式
14:10講義(90分)
15:40講義終了、質疑(20分)
16:00閉会式
16:10終了

※前日19日には吉運堂サルナートにて、新潟親鸞学会第16回(白根)大会があり、15:00から長谷正當氏記念公演「親鸞聖人の往生観」(資料代500円)があります。問い合わせは新潟親鸞学会事務局(FAX 025-222-2830)まで。なお、20日の公開講座の問い合わせは三条別院(TEL 0256-33-0007、E-MEIL sanjo-betsuin@wing.ocn.ne.jp)までお願いします。
※両日、講師の著作を法蔵館書店が出張販売(若干の割引あり)します。
※新型ウイルス感染症のために方途の変更や中止の決定があった場合、三条別院ホームページにて告知します。

2021年4月4日

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初歩の篆刻教室【解説編】

初歩の篆刻教室(2021年4月7日開催)の資料のより詳細な解説です。

文字解読 木原光威先生(三条別院書道教室「東友会」指導)
2017年から秋彼岸会に別院所蔵の軸物の御虫干し展を行っており、その際に解読を依頼しました。

〇南条文雄書


滄溟水碧暁烟収
片片風帆如白鴎
万里帰人先著眼
青山一帯是常州
太平洋舟中〇詩 碩果(南条文雄の雅号)文

南条文雄(1849-1927)
真宗大谷派の学僧・梵語学者。岐阜県生。幼名は恪丸・恪順。渡英してマクス=ミュラーに師事。仏教原典研究に先駆的業績を残し、梵学の基礎を開く。東京大学でサンスクリット語を指導し、大谷大学学長を務める。

引首印 「為法不為身」

白文 「南条文雄」 朱文 「碩果」

〇彰如上人(句仏)書

涅槃之城以信為能入
明治庚戌錫杖記念
愚峰
※明治庚戌は1909(明治42)年。愚峰は雅号。

彰如上人(1875—1943)は東本願寺第23代大谷光演。俳号は「句仏」。1900年まで南条文雄・村上専精・井上円了らについて修学。また幸野楳嶺や竹内栖鳳に日本画を学び、さらに正岡子規の影響を受け、『ホトトギス』誌にて河東碧梧桐、高浜虚子らに選評してもらい、彼らに傾倒して師と仰いだ。後に『ホトトギス』誌の影響から脱し独自の道を歩む。生涯に多くの俳句(約2万句)を残し、文化人としての才能を発揮、日本俳壇界に独自の境地を開いた。

引首印 「作醫王想」

白文 「光演長寿」 朱文 「彰如」

〇東久世伯書

たちば(者)なの この実のか(可)ほ(本)り(利)たかき(起)こそ(所)
ははこ(曽)の陰の(乃)まも(母)り(里)なり(李)け(介)れ(麗)
詠史    正二位通禧
※詠史とは歴史上の出来事や人物を主題として詩歌をつくること。

東久世 通禧(ひがしくぜ みちとみ)(1834—1912)日本の江戸時代末期から明治時代にかけての公家、政治家。七卿落ちで長州に逃れた尊王攘夷派公卿の1人。王政復古後は外国事務総督を務め、発足したばかりの新政府の外交折衝にあたる。神奈川府知事、開拓長官、侍従長などの要職を歴任し、後に貴族院副議長・枢密院副議長に至った。華族(伯爵)。

白文 陰刻回印 「源通禧章」

〇金澤翔子書/玉川堂駒札

「金澤翔子」「玉川堂」

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