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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

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2019年1月18日

三条別院に想う

世久利亭応契(せきゅりていおうけい)氏に「別院に想う」を執筆していただきました!

JR弥彦線、混み合う電車を北三条駅で降り、駐輪場に置いてある自転車に乗る。図書館の前から路地に入り、大きなお寺の塀に沿って走り商店街へ抜ける。高校時代の朝の光景である。その左手に見えていたお寺が、真宗大谷派三条別院であった。当時は名前も知らず、ああ立派なお寺があるなぁ、くらいの認識であった。

別院の名を知ったのは、大学生の時である。県内の大学に進学した私は、落語研究部いわゆる落研(オチケン)に入部した。ある日、母が私に三條新聞を見せ

「なんか落語の人が来るみたいだよ」

と言う。見てみると、三遊亭金馬の名が目に飛び込んできた。落語好きなら知らぬ者の無い大御所。その落語会の会場が三条別院、毎朝のように横目に見ていたあの立派なお寺である。しかし大学時代は所用で行かずじまいであった。

大学卒業後、就職した私は二年ほど仕事に専念したものの、色々あってまた落語を始めた。と言っても落語家になったわけではなく、いわゆる社会人落語である。新潟市の会社に勤務しながら、地元である燕市を拠点とするアマチュア落語団体を立ち上げ、落語の口演をするようになった。その旗揚げイベントを大々的に開催した三か月後、三条の支社に異動になった。

何事もなく数カ月働いたある日、上司から何かのポスターを渡された。

「田辺君、これ行けば?」

それは、ごぼさま寄席、三遊亭金馬落語会であった。

こうして初めて別院に足を踏み入れた、さらに数か月後、三条市職員を名乗る人物からメールで落語の依頼が来た。別院で落語をやらないか、というものだった。

三条市の企画で「落語と法話」と題し、別院の列座の方による法話と、我々で落語をやることになる。何度かの打ち合わせを経て、別院の旧御堂で口演に臨んだ。演者の名前を掲示するめくり台を別院の備品からお借りした。そこには、前年使われたであろう金馬師匠のめくりが掛かっていた。

落語がつないだ、別院とのご縁の話。

田辺 晃一〔世久利亭応契(せきゅりていおうけい)〕 氏(落語研究会新潟県央 会長)

▲田辺さんには、二〇一七年・二〇一八年と三条中央公民館主催の「落語と法話」で、同会に所属する樋浦重一さんと、旧御堂にて落語を口演していただきました。社会人落語は、社会人経験を積んだうえで落語を研究しているため、プロとも学生落語をとも異なる面白さがあると田辺さんは語られます。ちなみにALSOKに勤める田辺さんの得意な演目は泥棒ネタ(!)だそうです。

▲ちなみに下が、ともに落語を口演していただいた樋浦さん(運転し亭越後屋)さんです。お二人は高校の同級生で、新潟県のアマチュア落語会を牽引しています!

2019年1月18日

三条別院に想う

書道教室生徒に「別院に想う」を執筆していただきました!

三条東別院の書道教室でお世話になっています。講師は木原光威先生で、講座名は東友会といいます。私は基本的には、毎月の昇級課題を取り組み、主に楷書、行書、草書をそれぞれ教わっています。他にも先生に勧められて東友会の生徒さんと一緒に展覧会に作品を出品しています。先生からアドバイスを受けながらの作品作りですので自分のモチベーションも上がり、楽しく続けられています。教室に来て字を書いていると終わりの時間になる頃には頭がスッキリして気分転換にもなります。その他に私にはもう一つの気分転換の理由があって、講師の木原先生は以前、高校の教師をされていて、そして私は木原先生の生徒でした。元々担任と生徒という関係でしたので毎回、書道教室に行くと高校時代に戻ったような感覚になってリフレッシュ感を求めに来ている自分もいるのかな? と思って続けています。

そして、この書道教室も開講当初から習い始め、先月で六年が経ちました。

六年もこちらの東別院でお世話になると職員の方々(主に斎木さん)と親しくなり、書道教室が終わった後には時々、本寺小路に出向いてお酒を酌み交わしながら親睦を深めたりといろいろ仲良くさせてもらっています。

そんな東別院と関りとして思うことは、やっぱり「お取り越し」でしょうか。

三条で育っているので子どもの頃から祖父母や父母からお取り越しの話を聞いてきましたし、友達と一緒に出店を巡った思い出もあります。

近年では東別院の本堂で舞台劇やフリーマーケット、三条マルシェなど、街の人が来て三条別院と関われるイベントが多いし、もっと人が集まって楽しい環境になるなら喜ばしいし、私も微力ですが手伝えることがあればやりたいと思っています。今後もっと三条別院が活気づいてほしいと思います。

安田 裕孝 氏(三条別院書道教室「東友会」)

▲三条別院書道教室の開講当時から継続して参加していただいている安田氏に、執筆していただきました!

ダイソン・レイコップ奉仕団が平日だったため、参加できず残念がっている安田氏の写真もありましたので、添付させていただきます。

2019年1月9日

講演会・お知らせ

2019年上半期聞法会のご案内

 

2019年1月9日

ブログ

除夜の鐘・修正会が勤まり、2019年が始まりました。

新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

三条別院除夜の鐘(12月31日)・修正会(1月1日深夜)が無事に勤まりました。
旧御堂を夜の10時に開けて、自由に本堂・旧御堂をお参りしていただきました。
大勢の方にお参りいただきました!

記帳と受付。とっておきの「五十嵐川 報恩講ラベル」も!

振舞い酒として、甘酒、ココア、そして大根煮を振舞いました!大根は米山さんからただいたものです。

除夜の鐘、一打目を森田輪番に、二打目を淨圓寺のご住職に撞いていただきました。

修正会。正信偈 中読 五淘が、厳かな空気の中で勤まりました。回り口で読まれる和讃や御文も、浄土和讃(弥陀成仏のこのかたは)、御文の一帖目一通(或る人いわく)となります。

その後、旧御堂にても法要が勤まり、御輪番の新年の挨拶がありました。

2019年の聞法会のご案内も完成し、配布しています!別院本堂、同朋会館にあります。お待ちしています。

2019年上半期聞法会のご案内

2018年12月28日

講演会・お知らせ

寺院会計研修会のご案内

寺院(宗教法人)会計の基礎について簿記計算の実習を通じて学ぶ研修会です。

2019年4月から全5回開催です。

詳しくはチラシをご覧ください。

 

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