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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

ブログ 三条別院に想う

本堂庫裏落慶法要厳修にあたって 渡辺正志氏(第24組正念寺住職)

本年も三条別院の御取り越し報恩講が円成しました。
私は組長の役目もあり二座の内陣出仕をさせて頂きました。
約12年前、非常勤列座として1年半程を勤めていたこともあり、何人かの列座さんとは顔見知りですので三条別院は身近に感じておりますし、その縁もあり退職してからも毎年ご門徒と報恩講には参詣させて頂いております。

落慶法要をむかえた本堂と庫裏

先日、当山では約4年半に渡る本堂・庫裡の再建工事が終了して、列座さんにもお手伝い頂き無事落慶法要を厳修致しました。この建設で一番大切にしたことは、ご門徒や縁ある方が使用する本堂と庫裡にすることでした。具体的には、法事はもとより葬儀を執り行えること、それに加えお寺で亡骸を安置できる場所を設けました。以前よりお寺での葬儀を推進しておりましたので、多い年では1年間で葬儀の約7割のご門徒が利用されました。

私が小学校低学年の頃、自坊の報恩講というと本堂いっぱいの参詣の方があったことをよく覚えております。私は一人っ子でしたので、遊んでくれる方が大勢来たと勘違いしておりましたが、賑やかで楽しい時間であったことを毎年思い出します。

本堂・庫裡の建設には、年々少なくなる報恩講の参詣者を一人でも多くの方に来て頂きたいことが「ねがい」でもありました。お寺で通夜、葬儀を行うことは、ご門徒やそのご親族の方と多くの時間を共有することで、平素のお参りでは気付かない事や新たな発見を見聞きすることで、その後も親しく接して頂けるようになりました。
葬儀の準備や後片付けなどは坊守にも負担を掛けておりますが、お寺は住職のものではなく、ご門徒のものでもあることを伝えて理解を得ております。

長年に渡る建設中には、計画前から私の相談に乗り、共に悩んで頂いた大切な門徒役員の葬儀もございました。本堂・庫裡にて、一人でも多くの方とお念仏の教えを聴き、共に先んじて諸仏になられた身近なご門徒を偲び、私と遊んでくれる賑やかで楽しい報恩講に日々勤めてまいりたいと思っております。

三条別院でも当山でも来年も再来年もその先も報恩講が勤まります。
「おめさん そろっと参ろうて!」

追伸 本堂・庫裡の見学や寺院葬儀について遠慮なく是非お問い合わせ下さい。

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