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三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
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2009年度長岡女性研修会報告

昨月十月十九日(月)、小千谷の専正寺様に於いて
長岡地区女性研修会が行われました。
この女性研修会は、その名にあるように、女性と名うって
女性が聞法に出やすい為の会と聞いています。
そして寺の人とか、門徒さんとかの垣を超えて、聞法の場として
広く開かれた場でありたいとの思いが込められています。
私の知る限り、座談会のある唯一の聞法会です。
座談会で話すことが、私の立っている場所をあきらかにしてくれます。
座談会があるから参加したくないという声も聞きます。
しかし、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。
その地での出会いが、
これからの聞法生活、念仏生活の力になると思うからです。
さて、この度、専正寺様では、翌日にお取越しをひかえているにもかかわらず
会場を引き受けて下さいました。
忙しいからと断るかわりに、あえてお取越しのお荘厳に飾られた本堂を
ぜひ使って欲しいと申し出てくださいました。
このことが私にとって驚きでした。
開かれたお寺とは、このような住職・坊守・前坊守のいるお寺ではないだろうかと感じました。
その日は晴れていたのですが、本堂は広く、うすら寒かったのです。
が、熱いお湯をご用意頂き、お茶とコーヒーで身も心も温まりました。
専正寺様、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
講師は昨年に引き続き、教区駐在教導の森 恵成氏にお願いしました。
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を二年後に控え、
「宗祖親鸞聖人の生涯に学ぶ」と題してお話して頂いています。
「宗祖親鸞聖人」の法語を取り上げてお話いただきました。
また、親鸞聖人の生きた時代背景に触れ、どのようにして念仏の生活を
していったのかをお話くださいました。
「いのちをどう生きるか、いのちがけでたずねる」という
大変難しいお話でした。

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