2018年12月11日
真宗本廟(京都東本願寺)の御正忌報恩講に団体参拝【報告】
毎年、別院で企画している本山御正忌報恩講団体参拝。11月27日から29日の2泊3日。今年の参加人数は37名集まりました(内引率者2名、別院教化審議会会長渡邉智龍氏、列座廣河敦)。27日、まだ日の出ていない早朝から新潟を出発し、14時頃に本山に到着しました。そのまま結願逮夜法要を参拝しまして、バス移動で疲れた体を癒すため、宿に向かいました。また、宿での夕食後は皆さんそれぞれが、ライトアップを見に行ったり木屋町で飲み屋さんを回ったりなど、夜の京都を満喫されていました。
翌日28日は朝8時半頃に本山に到着しました。御影堂の最前列はすでに埋まっていたのですが、中央から前の辺りはまだ余裕があったので、そこに座って参拝することができました。気温も、最高気温19℃と暖かく、過ごしやすい天候となりました。まさに参拝日和!
御満座の法要に先立って、9時からは鍵主良敬氏(真宗大谷派講師)による祖徳讃嘆が行われたほか、10時からの結願日中の法要は、御影堂に入りきれないほど多くの方々が参拝されていました。結願日中は、体を大きく前後に動かして念仏と和讃を繰り返す、真宗大谷派のみに伝わる声明「坂東曲(ばんどうぶし)」で勤まり、力強い念仏の声が堂内に響きわたりました。
また、今回試論として別院教化審議会委員の堀川秀道氏に、団体参拝と合わせて出仕もできるかどうかということで、参加していただきました。
結果として、結願日中は問題なく出仕できましたし、一緒に参拝されたご門徒さんもとても喜ばれていました!来年度は出仕も含めて団体参拝を募ることを計画中です!
お昼は祇園の「美登幸」にていただきました。また、四条通が近くにありましたので、少ない時間でしたが皆さんお食事を終えられると四条に繰り出して、お土産を買ったりお店を見て回ったりなどしておりました。
その後は臨済宗大本山の南禅寺に行き、石川五右衛門の伝説で有名な三門を皆さんでくぐり、代表的な枯山水庭園である方丈庭園を拝観しました!
その後は、滋賀のホテルに移動し疲れを癒しました。
最終日は、真宗十派の福井の越前四ヵ本山のうち真宗山元派の證誠寺さんを参拝しました!
その後昼食は、福井県鯖江にある「蕎麦処聴琴亭」で、十割そばをいただきました。
昼食後、道中富山の「ますのすしミュージアム」に寄ってお土産を買うなどしまして、皆さんそれぞれの家路につきました。
2泊3日という短い期間でしたが、その中で多くのご縁、出遇いをいただいたように思います。その出遇いの一つ一つがつながりとなって、また新たに出遇わせていただく。それが、真宗という仏道の歴史なのだと感じたことでした。
ご参加いただいた皆様、誠に有難うございました。来年も是非ご参加ください!
そして、今年は参拝されなかったというそこの貴方!!来年は必ずご参加ください!