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三条教区・三条別院 | 浄土真宗 真宗大谷派
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三条別院に想う

特別編㉒DODALO? を使ってみた〔田中美央 氏(ウコン農家)〕

【特別編㉒DODALO? を使ってみた】
▲「新型ウイルス感染症対策が取られる中で、人と人との直接的な対話が減ってきた」という課題の下、三条別院が制作したトークカードの販売が始まりました。告知作業をしていたところ、たまたま「実際に購入して使っていただいている方がいる」という情報を得ましたので、さっそく連絡し、感想等をお聞きしました。


三条別院さんが発行しているカードゲーム[DODALO?(どーだろー?)]を、先日友人達と遊んでみた。

きっかけは、教育関係で働いている友人が気軽に自分の「問い」を誰かに話せる機会が少なくなってきている、そして、対話の中でさらに「問い」が生まれるという事も新型コロナウイルス感染症蔓延の状況下では中々起きづらくなっている。そんな話を以前口にしていたことを思い出し、このカードゲームは「問い」の誘発剤になるのでは?と誘ってみたのだ。

心に残っている
「出会い」を
教えてください。

私は人との出会いの話をしたけれど、友人達は土鍋ご飯の美味しさとの出会い、新しい価値観との出会い、自分の挑戦との出会いの話。友人達の話を聞き、私が思う出会い=人という視野の狭さや知らぬ間に私の中で作り上げられていた固定概念を自覚した。

問いは一つでも、本当に答えは十人十色。
問い一つで、こんなにも色々と気付かされるなんて。
他者の答えに耳を傾け、好奇心をもち、面白がる。この感覚に久々にうわー、そっかー!なるほどー!とか、ぞわぞわしたり、ワクワクしたり。素直に楽しい時間だった。

対話をして、問いが増えれば、自分の引き出しも増える。
その引き出しに大切な人の価値観も仲間に入れていくことができれば、この先生きていく上でとても心強いお守りになってくれるのではないだろうか。

私は現在、三条市の下田地域でウコン栽培をおこなっている。
このウコンを継承してくれた師匠は昨年、大往生の末、他界。私はこの方との出会いが今もこれからもきっとお守りになるだろう。他者を受け入れ、好奇心を持って相手の話を聞く事、そして惜しみなく自分の知識も分け与えてくれる。そんな姿を一番身近で見せてくれた。

もし、もう一度会うことができたらこのカードゲームで遊んでみたいなと思う。
人生の大先輩は何を考えて生きてきたのだろうか。あえて、

目玉焼きには
何をかける?

という問いの答えを聞いてみたいとも思う。
「おらは塩だ~」とか言う声が返ってきそうだ
なあ。

田中 美央 氏(ウコン農家)

2016年に三条市(下田)の地域おこし協力隊として着任。そこで雪国でウコンを栽培する山崎一一(かずいち)さんに出会う。地域おこし協力隊卒業後、友人と合同会社一一を設立し「人生は長く、楽しく」をテーマにウコン栽培と商品企画・販売を行う。

▲新型ウイルス感染症が流行する中で、三条別院では職員による「三条エール飯」への協力、教区内寺院に呼びかけた「フードバンク」への協力、新たな文書伝導としての「DODALO?」の制作を行ってまいりました。昨年末に完成し、今後本格的に使っていただけるように展開していく予定です。
▲購入方法
三条別院で販売しています。また三条別院のHPからDODALO?販売サイトにリンクしております。

○次回の「三条別院に想う」は、
島津 崇之 氏(第18組満行寺)
よりご執筆いただきます


【次回は特別編㉓慶讃法要:「宿縁」と「宿業」について】
▲来る5月29日宗祖親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要三条教区お待ち受け大会が三条別院で開催されます。親鸞聖人はお念仏にであったよろこびを「遠慶宿縁」と表現されています。一方、新型ウイルス感染症の流行が2年続く中、参詣席の制限を設けるなどの工夫をしつつ、準備をしており、世の中は依然として、「自粛」という決して明るいとはいえない雰囲気です。慶讃法要儀式部会委員でもある島津氏は一見明るい「宿縁」と一見暗い「宿業」の関係について、最近考えられているとお聞きしましたので、執筆いただきたいと思います。

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