2018年3月26日
三条別院春彼岸報告②法話は瓜生崇氏と渡邉量氏。
3月22日(木)~24日(土)に三条別院春彼岸会が勤められました。23日のお斎の精進カレーの報告はすでにしましたので、法話の報告をします。
22日の法話は渡邉量氏(阿賀野市光圓寺)。「自分の話を聞け!」とあくまで自分中心になってしまう心を、観無量寿経の物語と、「獄」という文字をきっかけにお話しいただきました。教区児童教化研修会部門幹事である渡邉氏は、スケッチブック等を多用して、「はじめて法話をした」といいながら、果敢に攻めていました。
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22日逮夜法要の法話講師渡邉量氏。観無量寿経の話をする。登場人物である王妃の韋提希がなぜか関西弁。
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一昨年三条真宗学院を卒業し、法話をすること自体がはじめてだという。「渡邉、法話するってよ」という突然の言葉に会場は「???」。果敢に攻めていく。
23日から24日の法話講師は瓜生崇氏(滋賀県玄證寺)。講題は「迷いに還る」。「自分はこれを信じている」「このことが真実だ」確信していることが、親鸞聖人が言った「疑」に他ならず、「無明」であると語られました。そしてさらに「無明の私にであうことが、仏さまの願いなのだ」お話しされました。どこまでいっても「自分の正しさ」から逃れられず、そこからくる微妙で時に苛烈な苦しみから逃れない「私」のあり方についての手がかりをお話しいただいた気がします。
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23日、24日講師の瓜生崇氏。
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「無明としての自分にあう」
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「人間はまわりに人がいっぱいいても孤独になるんです」
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法話も佳境に入り、身振り手振りを交える、意外にテンションの高い瓜生氏。
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真剣に聴聞する参詣者。
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信心とは?
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教区推進員会長や教化審議会委員や庭講・花講などさまざまな参詣者が聴聞。
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教区内僧侶も多数参詣。
ちなみに渡邉量氏は、花講と春彼岸後の子ども奉仕団に向けてのダイソン・レイコップ奉仕団と、さまざまな準備団体から協力していただいていました。ありがとうござました!