2018年3月18日
なぜ三条中央商店街が六本木ヒルズ研修を?【報告】
3月14日(金)に三条央商店街のお取り越し活性化プロジェクト(商店街活性化プロジェクト)の一環として、六本木ヒルズ森タワーにある森ビル株式会社にお話を聞きに行く研修があり、別院からも斎木が、「なぜ六本木ヒルズなのか?」と混乱しながら参加させていただきました。商店街のベジテーブルの白鳥さんの企画で、森ビルが永平寺(福井県・曹洞宗大本山)の門前町の再開発に関わっているということで担当者の阿部浩志氏(都市開発本部計画企画部統括部長補佐)と山下佳美氏(広報室)にお話を聞きました。
研修は麻布十番商店街⇒六本木ヒルズ森タワー⇒ソラマチ商店街というルートで、日帰り弾丸ツアーでした。
森ビルが永平寺に関わるきっかけは、愛宕グリーンヒルズという東京の曹洞宗の寺院の土地の再開発をし、その縁故で、永平寺の杉の大木が鐘楼堂を直撃したことの調査と管理を依頼され、さらに火災などの災害をコントロールするシステムの整備を依頼され、そこから門前町の賑わいが無くなっている問題を相談され、異例の門前町を含めた再開発という流れになっているそうです(現在継続中)。
永平寺は曹洞宗の大本山であり、三条別院とは規模が異なりますが、①三条別院を中心に江戸時代に町が発展したこと。②今年も大雪による倒木や火災などがあり、街を含んだ環境の整備の必要があること。折しも念仏小路の拡張がある。②三条別院や中央商店街や三条マルシェや商工会議所や市や県が、あるいは夜の本寺小路元気プロジェクトが、あるいは本寺小路三和会が個別にいろいろと努力して成果を上げているが、統一した視点が不十分であること。おおまかにこの3点において、状況は似ていると感じました。三条の町がこれからどうなっていくのか、その時に、三条別院の果たす役割は、かなり大きいと思います。お取り越し活性化プロジェクトは、三条の町の活性化プロジェクトと密接に関わりながら、依然として継続中です!とはいえ東京は刺激が強すぎて疲れました。本寺小路に帰ってきて、非常に落ち着きます。