どんな日も、どんな時代も、そばにある。

三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

三条別院に想う

毎年不闕
松本 昭則 氏(佐渡組本龍寺住職)

▲10月には4年ぶりに佐渡組へ報恩講職員巡回に伺ったということもあり、院議会議員の松本昭則氏に執筆していただきました。


三条別院には20年程、お世話になっております。三条真宗学院入学からのご縁です。3年間、100回位、1年は東京から、後2年は佐渡から通い、毎回同朋会館に泊まり、おあさじお参りさせて頂きました。100回泊って、100回飲んで。中越地震の時、開いている飲み屋を求め、余震でガタガタする中、痛飲しており、被災された皆様には大変申し訳なく思います。新幹線不通で帰京不可、でもなんとか帰島はできました。同朋会館第一会議室には地震の際、揺れによってこぼれた輪灯の油の痕が、今も床の絨毯に残っています。

当時、本寺小路でよく通ったバーのマスターと、朝の6時半まで飲み、7時のおあさじに一緒にお参りした時のこと。別院の職員さんに、酒臭いといわれまして、申し訳なかったです。

そのマスターとはその後、何度も別院でお会いする機会があり、又、店に顔を出して! はい 必ず。 それが最後でした。急に亡くなられ、もうお会いできません。

今も別院にお参りすると、マスターの姿を探してしまう、私がおります。南無阿弥陀佛 南無阿弥陀佛 南無阿弥陀佛

出来るだけ、飲まないでお参りしましょう。

さて、11月5日から8日まで三条別院において、お取り越し報恩講が勤まります。最初で最後と思い、お参り・出仕しませんか? 互いに声を掛け合って 親鸞聖人にお遇いしましょう。

また、11月21日から11月28日、本山で御正忌報恩講が勤まります。お参り・出仕しましょう

どちらも、満堂で勤まりますように その中のひとりはあなたであり、私です。 彌陀の仰せ 私の名前を称えなさい はいッ南無阿弥陀佛 南無阿弥陀佛 南無阿弥陀佛……無了 しまいなし

【教区声明講習会に欠かさず出席される松本氏(前列正面)】

                    松本 昭則 氏(佐渡組本龍寺住職)


○次回の「三条別院に想う」は、

小嶋 勇司 氏(第10組光圓寺)

よりご執筆いただきます。

▲次回は推進員会長としておみがき奉仕団からお取り越し報恩講の加勢まで、お手伝いいただいている小嶋氏より、執筆していただきます。

【報恩講の仏具は大きいものばかり。仏器をみがく推進員連絡協議会会長小嶋勇司氏】
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