どんな日も、どんな時代も、そばにある。

三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

三条別院に想う

三条真宗学院を卒業して
松木 祐子 氏(第24組 專明寺坊守)

▲今年3月に三条真宗学院を卒業された松木祐子氏にご執筆いただきました。


この春、 三条真宗学院を無事に卒業することができました。 坊守業や子育てがある中で毎週末に三条まで通い続けることは思った以上に大変でした。しかし、家族や友人をはじめ、学院六期生の仲間や職員の皆さまから支えていただきながら何とか最後まで続けることが出来ました。 本当に感謝しかありません。

テキストで一杯の机

私が真宗大谷派教師を目指すなど、それまでは考えもしなかったことですが、身の回りに次々と起きること一つ一つが縁となって、半ば強制的に学院へ通うことを決定しました。  「今となれば」 大変有り難い仏縁であったと感じています。

学院へ通う理由は当然ながら人それぞれですが、 私の場合は法事や葬儀の手伝いをする事が主な理由でした。 あくまで 「資格取得」や 「技術習得」 が一番の目的であったように感じます。 しかし、日々学んでいく中で、 当初の感覚が少しずつ変化していったように思います。

学院を卒業した今、授業で学んだことを思い浮かべると、 印象的だったこと以外はほとんど忘れてしまいました。 (ご多忙の中、 熱心に教えてくださった先生方、申し訳ありません!!)

私が学院生活を振り返って思い出すことは、 皆で輪になって食べた夕飯のことや、感極まって泣いてしまったこと、 飲み会で日付が変わるまで飲んだこと、授業の合間に愚痴を聞いたり話したりしたこと、皆で試験に合格するためにグループLINEで確認し合ったことなど……。 些細なことばかりなのに、 今思い出しても、お腹や胸の辺りが温かくなって、また皆と会えることが楽しみになります。 学院内は、互いの考えを尊重しようという雰囲気がありましたから、 自分でも驚くほど自然に過ごすことが出来ました。

入学当初の目的が変わったように感じるのは、ただ資格を取得するというよりも、ホッとできる居場所や共に法を聞いていく同朋(サンガ)を求める気持ちが強くなったからなのだと思います。

これからも友と一緒に、佛法を聞き続けてまいりたいと思います。 そして、今後はご門徒がホッと出来る居場所作りなどもやっていきたいと考えています。

教区の活動にもスタッフで参加(結の会、前列右から2番目)

松木 祐子 氏(第24組 專明寺坊守)


○次回の「三条別院に想う」は、

 東護 琢史 氏(第19組 改觀寺住職)

よりご執筆いただきます。

▲次回は、毎年雑巾講で縫った雑巾を別院のために寄付していただいている第19組改觀寺御住職からご執筆いただきます。

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