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三条教区・三条別院 | 浄土真宗 真宗大谷派
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三条別院に想う

新型ウイルスと薬について(第23組慶誓寺 泉 美樹子 氏)

▲新型ウイルス感染症のワクチン接種がはじまり、また治療薬の研究もすすめられていて、薬学についての関心も高まっています。今回は現役の薬剤師で慶誓寺坊守の泉 美樹子 氏に、新型ウイルス感染症流行下で考えられていることを執筆していただきます。


私は現役の薬剤師といっても…現在は薬局からSOSが入った時に出勤する位です。

その他に新潟県薬剤師会が県民に対して開催している「薬のセミナー」の担当として各地の会場にお話にいく仕事を20年ほどしています。お寺の坊守だという縁で自坊や他のお寺でもお話の機会を頂いています。

最近、会場での質問はコロナウィルスやワクチンのことがとても多くなりました

得体のしれないわからないもの…には人は恐怖を感じます

SNSでの誤情報の拡散があったりテレビ報道も恐怖をあおるニュースに視聴率が集まります。

そのような中、大切なのは正しい知識を得ることです。

従来のワクチンのように、そのもの自体を薄めて作成しているのではなくワクチンの設計図だけを体に記憶させているのだということ、12歳以上のワクチン接種についてはデータの蓄積がしっかりある上での国の方針であること、変異株においては感染した若者が重症化することも多く、ワクチンで自分と周りの人を守ってほしいことなど。

ワクチンの集団接種会場のお手伝いに行ったときのことです。

予診票確認の担当でした。自分の病気と飲んでいる薬を記入する欄がありますが、お薬手帳を出して、こんな狭い欄に全部書けないから大事なのだけあんた書いてくれ…という方や、自分が何の病気でこの薬を飲んでるのか?を把握していない方が多いことに驚きました。毎日自分の体に入っているものなのに…

法話を聴聞しているとよく「自己を知る」という言葉に出遭いますが身体に関してもしっかりと自分に起こっていることを引き受け正しい知識の中、いろんな判断・選択をしていきたいですね。

また薬局にはコロナ感染者だった方や、濃厚接触者としてある時期を過ごした方も見えますが皆さんが共通しておっしゃるのは「実はコロナより世間が怖かった」という言葉です。

治療薬も開発が進んでいます。他の感染症のようにもしコロナにかかっても適切な治療を安心して受けられる日が近いことを願います。(資料 厚生労働省HP・こびナビHP)

泉 美樹子氏(第23組慶誓寺)


○次回の「三条別院に想う」は、

SANJO PUBLISHING

よりご執筆いただきます

【次回は特別編⑲感染症流行下での街づくりについて】

▲2021年の2月に三条市の中央商店街に本屋SANJO PUBLISHINGができました。「まちを編集する本屋さん」をモットーに、本屋さん、喫茶・軽食、編集・制作の三つの事業を育てていき、またものづくりをしたくなる環境をつくることを目的としているということです。感染症流行下ですが、本年には公立4年制大学である三条市立大学も創設され、若者も増え、人の流れもかわりつつあるようです。とかく暗い話題に終始しがちな昨今ですが、積極的に「まちを編集する」ということの意味についてお聞きします。

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