2022年10月5日
慶讃法要三条教区お待ち受け大会に際して
山﨑 超 氏(第11組 淨福寺)
▲今回は5月の慶讃法要お待ち受け大会で司会をされた山﨑超さんにお話をお聞きします。
2022年5月29日、三条別院にて三条教区宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要お待ち受け大会が勤修されました。
初めは先輩から、お待ち受け大会の司会のお役目を指名してもらえた時には、お待ち受け大会がどんな雰囲気で開催されてるのかをよく知らなかったので特に何も考えもせず引き受けました。
そしてお待ち受け大会本番に近づくにつれ打ち合わせ会議などで出席される方々はこれまで三条別院に深く携わってきたベテランの方々ばかりで、これは絶対に失敗出来ない、と楽観的だった気持ちが一気に不安に変わりました。
お待ち受け大会前夜は新門様の歓迎会が開催されました。当日の予行練習も兼ねて歓迎会の司会もさせていただきました。職員さんに原稿を用意してもらい万全の準備をしてもらいましたが、結果は散々でした。原稿の言葉は間違えるし、言葉もスムーズに話せない。「ほんとにこの男が総合司会で大丈夫か??」と会場中に心配の雰囲気が漂い黄信号がともりました。歓迎会終了後はホテルに戻り、このままだと明日のお待ち受け大会を自分のせいで大変な事にしてしまうと危惧してホテルの部屋で総合司会の当日原稿を何度も読み返し練習しました。
そして、お待ち受け大会当日を迎えます。天気は快晴。気温も高かったです。
最初はお待ち受け大会記念植樹式が開催されました。とても暑い中でしたが植樹式担当の方々を中心に無事に植樹式を終えることができました。
そして本堂に戻りいよいよお待ち受け大会本番が始まります。
各地方から300人以上の人が集まり、本堂内は聞法を求めている方々の熱気に包まれて私はこれまでに感じたことがない緊張とプレッシャーを感じました。
自分自身も想いに応えなくてはならないと自分を奮い立たせて、そこから何とか当日の司会を無事に失敗なく終えました。
改めて総合司会を経験して感じることは、三条別院の法要はたくさんの方々の思いの結晶であり、一つのお待ち受け大会の中で沢山の方々がお待ち受け大会を成功させたいと結束していることに自分は感激しました。本当にいい経験でした。
余談ですが、自分はお待ち受け大会の翌日に東本願寺に用事があり本山の境内を歩いていると、たまたま新門様と本山でお会いする機会がありました。
「昨日の三条別院のお待ち受け大会は本当に素晴らしかったです」とお褒めの言葉をかけて頂きました。
山﨑 超 氏(第11組 淨福寺)
○次回の「三条別院に想う」は、
関本 秀次郎 氏
よりご執筆いただきます
▲次回は9月の彼岸会で精進カレーをお願いした、酒場カンテツのマスターです。YOUTUBEチャンネル「燕三条TV」等、多方面で活躍されています。三条に対する想いと、三条別院への想いを、執筆していただきます。