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三条教区・三条別院 | 浄土真宗 真宗大谷派
三条教区・三条別院 | 浄土真宗 真宗大谷派

三条別院に想う

感染症流行下の地域おこしについて
(株式会社Founding Base 池田和也氏)

2020年に三条中央商店街にSANJO BLANC(サンジョーブラン)という喫茶店ができました。三条市から委託された地域おこし協力隊のお店で、コミュニティスペースとしてイベントやワークショップも開催しています。新型ウイルス感染症流行下で様々な業種の方と対話をされているコミュニティー・コーディネーターの池田和也氏(株式会社Founding Base)にお聞きします。

BLANCのコンセプトは「言葉とアートを愉しむCAFE」

株式会社Founding Baseについて
地方自治体と連携し、地方経済の活性化に取り組んでいます。 三条市では、「移住定住者の促進」をテーマに、ツアーコンテンツの開発や空き家の魅力化、 地域コミュニティ造成のためのコミュニティカフェ「SANJO BLANC」の運営などを行っています。

コロナ禍における地域での暮らし
我々が三条市での活動を始めたのは、2019年の11月。ちょうど新型コロナウィルスの存在が世界的に明らかになった頃になります。 御存知の通り、人々の生活スタイルが一変し、外出自粛や家で過ごす時間が増え、移住したての我々もストレスを感じることも多かったことを覚えています。 特に、本寺小路の飲食店や、三条市内の商工業者の方々にとっては、類を見ないほどの過酷な時期だったのではないでしょうか。 生活スタイルの変化に順応していく中で、自分たちに出来ることが何なのかを考えていく中、新しい活動に取り組み始めました。

自分たちがupdateするスタンス
まちのことをまだあまり分かっていない中ではありましたが、今必要とされていることは何なのか、自分たちだったら出来ることは何かを常々考えていました。 幸い、新しい生活環境にもすぐに適応しているメンバーも多く、自分たちにはできても、地域の人にとってはそうでないことを模索した結果、 飲食店支援のために始めた、「三条エール飯」(※)と、三条出身の学生支援のために始めた「三条縁むすび」をスタートさせました。 今ではテイクアウトや、学生支援も定着し、地域の生活の一部となってきて本当に嬉しく思っています。 日々変化する環境の中でも、自分たちがどうその状況を愉しみながら、自分たちだけで完結せず、 地域を巻き込みながら新しいことにチャレンジできるかをこれからも大事にしたいと思います。

▼これからの話

BLANCで開催されたイベント

緊急事態宣言の再開や、東京オリンピックなど、これからも人々の移動やこれまで通りの生活が叶うようになるには、時間がかかるものだと思っています。 しかしながら、今だからこそ出来ること、感じられることもあるのではないでしょうか。 中々会えなくなったからこそ感じる人と人とのつながりや、地域で暮らすことの温かさ、など、 現状に悲観的になるのではなく、今この状況をいかに良いものに出来るかどうか、愉しみながら実践し続けていきたいと思います。


▼Q&A

Q.自治体と連携しながらということですが、三条市の「地域おこし協力隊」ということになるのでしょうか?
A.そうです。三条市は特に地域おこし協力隊は多く、約35名います。下田地区に20名、三条地区に15名います。我々はFounding Baseの社員ですが、形としては「まちなか」の活性化に従事しており、三条別院周辺も含むまちなかエリアの賑わい創出を委託されています。

Q.新型ウイルス感染症が流行する中で、もとから賑わいが減りつつあった中央商店街にカフェであるSANJO BLANCをオープンしたというのは、大変だったのではないでしょうか?
A.実は、カフェをしながら、空き店舗の問題に取り組んでいます。中央商店街をはじめとして、三条市内に空き家・空き店舗が多数存在し、それをリノベーション等、活用して町を活性化することも目的の一つです。宅建や不動産鑑定士の資格の取得にも挑戦しています。

Q.実際に住んでみて三条はどんな街でしょうか?
A.実は私は佐賀県出身で、「適度に都会」で三条はかなり住みやすいと感じています。また、お酒は好きなので本寺小路を中心に積極的に飲食しています。グーグルマップで行ったところ、これから行きたいところをチェックしています(実際にみせてもらう)

Q.これは、かなり制覇していますね。こんどぜひ一緒に本寺小路の魅力について語り合いたいですね。

(※)4月にエールマップを作製した際、別院は写真の提供と配布のお手伝いをさせていただきました。また、11月にはエール飯マップお取り越し版を作製していただきました。

池田 和也 氏
(株式会社Founding Base)


○次回の「三条別院に想う」は、

富沢栄昌氏(第21組超願寺)より

ご執筆いただきます

【次回は特別編⑭西堀は】
新潟県の新型ウイルス患者も4月に入り過去最高人数を更新する一方で、高齢者を中心にしてワクチンの接種もはじまりました。この記事で本寺小路の様子等は報告してきましたが、現在飲食店の営業時間短縮要請がでている新潟市の中心(古町等)の様子についてお聞きしたいと思います。

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