2018年7月11日
井上円了師百回忌法要が勤修される!
7月10日長岡市の真宗大谷派慈光寺にて井上円了師の百回忌法要が新潟親鸞学会主催で勤められました。
井上円了は「妖怪博士」、「東洋大学の創始者」として知られていますが、意外と知られていないのは、明治維新の神仏分離・廃仏毀釈・西欧の思想技術の流入・キリスト教布教の攻勢などで困惑を極める仏教会において、仏教の面目を示し、仏教者に自信と活力を与えた近代日本を代表する宗教界、哲学界の第一人者だという井上師の本質です。
法要の後、竹村 牧男東洋大学学長の挨拶と長谷川琢哉氏(親鸞仏教センター研究員)の講話があり、今後は新潟親鸞学会・東洋大学・親鸞仏教センターと協力して、円了師の事績の顕彰と研究を行っていくということです。