三条別院|報恩講

2020年12月7日

2020年お取り越し報恩講報告【掛役】

ご報告

報恩講のお荘厳の一つである、法要前の燈明・蝋燭・焼香・燃香等の火の管理や鳴り物、道具の準備や法要中の仏具をお運びする「掛役(かかりやく)」の写真です。

集会(しゅえ)に用いる「梵鐘(ぼんしょう)」。法要の1時間前に撞いています。

時刻の合図に用いる太鼓。三条別院では法要の30分前を知らせる鳴り物として打たれています。

法要の出仕を促す「喚鐘(かんしょう)」。喚鐘が鳴り終わった後、僧侶が出仕します。

焼香用の「香炭」(こうたん)をバーナーで焼いています。

焼いた香炭を焼香ができるように火舎香炉に入れます。

切燭(せっそく)。長い法要では蝋燭の芯が伸びて危ないので、法要中に芯切り鋏で適当な長さに切ります。

立て替え。法要中の掛役の所作は、式支配の合図により始まります。

立て替えは二人組で所作を行うため、習礼を重ね、相手と息を合わせなければいけません。