どんな日も、どんな時代も、そばにある。

三条別院|浄土真宗 真宗大谷派
三条別院|浄土真宗 真宗大谷派

ブログ

カンジヤマ・マイムが三条別院にやってきた!

5月19日(土)に三条別院公開講座が開催されました!今年の講師は、カンジヤマ・マイム代表で教育演劇学博士の藤倉健雄氏で講題は「笑って楽しむマイム芸人の仏道探求物語」。

パントマイムのコツは、①止める②分解③想像する。

顔を固定して身体だけ動かす。この動きは、女性が服を試着する時の動きとそっくりだそうです。

首の関節だけを動かす。

インドで修業したレインボーマン(阿耨多羅三藐三菩提!)にあこがれた少年時代と、パントマイム修業時代、子どもとインドに旅した話など多岐に渡ってお話しいただきました。

さっそくテンションが高い!

さすがにテンションが高い!

息子との仏跡巡り。悩みがあるとインドに行くというほどの仏教徒。

難病の少女を前にしたパントマイムは、人間という枠の中ではとてもできないということも話され、宗教とパントマイムについても考えさせられました。

師匠の永六輔とのであいの話(永六輔の六は「南無阿弥陀仏」の六字の六だそうです!)もあり、永六輔の俳句をパントマイムで演じたり(「寝返りをうてば土筆(つくし)は目の高さ」)、死をテーマにしたパントマイム「バイオリン弾き」など、身体表現を通して「人間が生きる」ということはどういうことなのかを考えさせる、普通の法話の枠にはまらない講義でした。

弟子のカンジヤマ・マイムBと、子どもが成長していく様を土筆に重ねて表現する。

悲しみと喜びと、裏腹の大道芸人、バイオリン弾き。

バイオリン弾きの表情と心情は相反する。

企画・運営をした三条別院教化審議会委員とスタッフで講師を囲む会もありました。

本寺小路の小山屋での懇親会。

モンツァでの懇親会。

これまでの公開講座では、心と仏教ということをテーマに考えてきて、身体と仏教ということでお話しいただく予定でした。予想に反して、さらに感情や教育やそもそも人間が生きるということはどういうことなのか考えさせられる2時間30分で、仏教の可能性がさらに広がる予感がありました。

 

トップへ戻る